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プログラミング言語とVLSI

岩波講座 マイクロエレクトロニクス 7 1988年1月発行

 Smalltalkを使い並列処理で人工知能を実現するためそれ用のVLSIを開発しようとしていたが逐次処理のプロセッサーの進化が速すぎて実現できなかったようです。

 1980年代中庸、ImPP(UPD7281)も同じような理由で消えていったのでしょうか。

 現在はCPUコアの複数化やCPU自体をたくさん積むなど並列処理全盛ですがこの頃の技術が生きていいるのでしょうか。

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マイクロコンピュータのプログラミング

岩波講座 マイクロエレクトロニクス 6 1987年8月発行

 MS-DOSやらLattice Cやらが出てきてとても懐かしいです。ここから先は専門なのですが、知らなかったことも多くありますので真面目に勉強します。

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マイクロコンピュータのハードウェア

岩波講座 マイクロエレクトロニクス 5 1984年11月発行

 16bit時代のマイクロコンピュータのハードウェアが解説されています。各社の主なCPUを取り上げているところが勉強になります。ハードウェアの基礎が解りやすく解説されていました。

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VLSIの設計

岩波講座 マイクロエレクトロニクス 3 1987年9月発行

 VLSIという言葉自体が古めかさを感じる時代ですね。人手ではなく専用システムを使って設計できるからこそ集積度が上がっていったのでしょう。これも個人で作ることができないので参考にならなかったです。

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マイクロエレクトロニクス素子

岩波講座 マイクロエレクトロニクス 1 1987年11月発行

 集積回路の構造を素材から解説している。当時の技術なので今は違うと思うがICすら個人では作れないので遠い出来事のようでした。

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情報と符号の理論

 岩波講座 情報科学4 1985年8月発行

 距離に関わらず情報を“正確”に伝えることは大変な理論と工夫が必要なのがわかりました。それは一つのデバイスの中でさえも情報を確実に伝えるのは難しいテーマなのです。誤りの訂正から暗号へ発展していくこともわかる気がします。

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情報ネットワークの理論

 岩波講座 情報科学5 1982年6月発行 コンピューターの通信のみならず放送や通信までにも渡る基礎から説いてあります。デジタル通信の元にアナログ通信があります。広い範囲が良くまとまっている本でした。

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熱輻射論講義

 私の知能では難しくて解りませんでした。

 なので、ChatGPTに聞いてみた。

User
マックス・プランク著の熱輻射論講義という本は知っていますか。

ChatGPT
はい、知っています。マックス・プランクが提唱した量子論の発展において非常に重要な役割を果たした、彼の著書の一つです。この講義で、プランクは物質と放射線の相互作用についての理論を提唱し、熱放射のスペクトルの解析に成功しました。この成果は、量子力学の発展につながり、量子力学の基礎を築くことになりました。

User
読んでも良く解らなかったので内容を要約できますか。

ChatGPT
「熱輻射論講義」という書籍は、マックス・プランクが開発した量子論の重要な発展に関する著書です。この講義では、物質と放射線の相互作用についての理論が提唱され、熱放射のスペクトルの解析が行われました。

熱放射とは、温度によって放出される電磁波のことであり、それらの波の振幅や周波数は温度に依存することが知られています。プランクは、この現象を量子論に基づいて説明するために、エネルギーの量子化の考え方を導入しました。

具体的には、プランクは放射エネルギーを、周波数に比例する一定の値(プランク定数)をかけたエネルギーの小さなパケット(量子)として考えました。このアプローチは、当時の物理学者たちにとっては奇妙であったものの、実験結果と合致し、量子論の基礎を築くことになりました。

この講義で示された理論は、現代の物理学においても重要な位置を占めています。

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確率の哲学的試論

 ラプラスという人は単なる数学者ではなく激動のフランス革命を生き抜いた偉人だったのは知りませんでした。賭け事が好きな人にお勧めしたい一冊です。

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論理と意味

岩波講座 情報科学7 1983年1月発行

 記号論理学から始まりアルゴリズムやプログラミングと文章の解釈、翻訳と続いていくのですがアルゴリズムがない場合は対応できなさそうです。論理学からスタートすると曖昧なことや不明なことに出くわした時に行き詰まる気がします。

 結局ノイマン型の限界を越えられないのでしょうか。記号論理学が情報システムの発展に欠かせなかったと思いますが、この呪縛から脱出しない限り今以上の発展は難しそうです。

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情報の構造とデータベース

岩波講座 情報科学8 1983年6月

 大体わかっている内容でしたが面白いことが書いてありました。

 巻末にデータベース略史が載っていて W. C. McGeeという人が初めにこのような提案をしたそうです。

 マクギーといえばNCSIのギブスの下にいるマクギーと同じ姓です。

 アメリカのドラマってそこまで考えて作っているなんて、凄いですね。

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オートマトン・形式言語理論と計算論

岩波講座 情報科学6 1985年2月発行

 オートマトンやチューリング機械の数学的な扱いがわかりました。計算機を抽象化したモデルを作り数学的に扱い易いようにしてアルゴリズムを含めて証明を行い理論を展開する。他にも応用ができそうですね。

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算法表現論

岩波講座 情報科学12 1984年10月発行

 数学的な本だと思ったら、算法とはアルゴリズムの和訳だったとは知りませんでした。FORTRANを使ってアルゴリズムが説明されています。

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計算機アーキテクチャ

岩波講座 情報科学15

 殆ど知っている内容でした。ただ、商用計算機の黎明期に非ノイマン型もあったのは驚きでした。

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順序機械

岩波講座 情報科学13

$$M(X,Q,Z,\delta,\omega)$$

$$X : 入力集合$$

$$Q : 状態集合$$

$$Z : 出力集合$$

$$\delta : 状態遷移関数$$

$$\omega : 出力関数$$

 数式でハードウェアやソフトウェアを表そうとするとフィードバックや記録、非同期はどうしたら良いのだろうかと思っていました。

 数学があって何かしらのアルゴリズムの記述方法があってハードウェアやソフトウェアの機能を表すと別の本で知り、良かったと思っていたのですが、この本を読むと数式で全てを表していたのでびっくりしました。

 ブール代数をこの本のように使えば実際の機能を抽象化し評価できるのですね。とても素晴らしい。

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離散数学

岩波講座 情報科学17 1981年発行

$$
C=\{x \in GF(2)^n \mid Hx^T=0\}
$$


$$Hx^T=0$$
をパリティチェック方程式という。

パリティチェックは知っていました。

ITの基礎には離散数学があるというのが窺い知れた部分です。

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信号処理工学

 論理偏重ではなく実用的な解説が多くて役に立ちそうな教科書です。アナログとデジタルの色々な変調と復調の方法が載っていました。知らないこともあったので勉強になりました。

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非線形力学

岩波講座 応用数学 対象5 1998年9月

 システムと制御の数理の延長で非線形も見ていこうと思いこのの本を開いてみました。ナビエーストークスが出てきました。一部の末には未だ解き明かされていない証明があることにも触れられています。

 二部では分岐について数学的な扱いが解説されています。一般では単に分かれていくことですがそれを数学にするととても難しい学問になるんですね。

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システムと制御の数理

岩波講座 応用数学 対象10 1993年12月

 線形システムの理論は1970年代に概ね完成を見ましたが、新たな課題が提起され果敢に解決に挑んでいる科学者の姿が読み取れました。

 非線形ダイナミクスにシステム制御理論の主戦場が移りかつ、機械学習の扉が開かれようとしています。

線形時代のシステム制御
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信号処理とシステム制御

岩波講座 情報科学20 1982年発行

信号処理とシステム制御
信号処理とシステム制御

 難しくてわかりません。出直します。


2021.05.24 最初は膨大な数式を見ておののいたのですが理解できたことがあったので記載します。

 対象物の入力や出力信号をフーリエ変換してスペクトル解析し最小の線形モデルを推測し最適フィルターを使って予測を行いフィードバックにより制御する。

 要約し過ぎましたがこのようなことを数学をもとに書かれていました。何事も数学上で完全になってから実際の物になっていくのですね。数学と工学の境がよくわかる本でした。