緊急消防援助隊の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画の変更について（通知）, 消防庁

緊急消防援助隊の計画が変わる！もしもの時に備えて、より強い味方に！

消防庁が、2025年3月19日に「緊急消防援助隊の編成及び施設の整備等に係る基本的な事項に関する計画」という、ちょっと難しい名前の計画を変更することを発表しました。

簡単に言うと、もし日本全国で大きな災害が起きた時に、すぐに駆けつけてくれる消防隊（緊急消防援助隊）をもっとパワーアップさせよう！ ということです。

緊急消防援助隊は、地震や台風などの大規模な災害が起きた際に、被災地を助けるために全国から集まる特別な消防隊です。例えば、建物の倒壊現場で人を救助したり、火災を消火したり、医療活動をサポートしたりと、様々な活動を行います。

近年、日本では地震や豪雨などの自然災害が頻発しています。記憶に新しいところでは、能登半島地震や令和6年能登半島地震など、甚大な被害をもたらした災害もありました。

このような状況を踏まえ、消防庁は、より迅速かつ効果的に被災地を支援できるよう、緊急消防援助隊の体制を強化する必要があると考え、今回の計画変更に至りました。

今回の計画変更では、主に以下の点が変更されます。

人員や装備の強化: 緊急消防援助隊の隊員数を増やしたり、救助活動に必要な特殊な装備を充実させたりします。これにより、より多くの人を救助できるようになります。
連携の強化: 緊急消防援助隊と、自衛隊や医療機関などの関係機関との連携を強化します。これにより、よりスムーズな救助活動が可能になります。
訓練の強化: 緊急消防援助隊の隊員に対する訓練を強化します。これにより、隊員のスキルアップを図り、より高度な救助活動に対応できるようになります。
施設の整備: 緊急消防援助隊の活動拠点となる施設の整備を進めます。これにより、緊急時に迅速に出動できるようになります。

今回の計画変更により、もしもの災害時に、より早く、より多くの支援が受けられる可能性が高まります。

私たちは、日頃から災害に備えるとともに、緊急消防援助隊のような、私たちの安全を守ってくれる人々に感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。