経済産業省がエネルギー需給実績（速報）を発表
経済産業省は、2023年度（令和5年度）のエネルギー需給実績（速報）を2024年11月22日に公表しました。
エネルギー消費量
- 2023年度のエネルギー消費量は、前年度比0.9%減の5,077万kl。
- 産業部門の消費が前年度比1.1%減となり、全体の減少に寄与。
- 家庭部門は前年度比0.1%増、業務部門は前年度比0.4%増と微増。
エネルギー供給量
- 2023年度のエネルギー供給量は、前年度比3.1%減の7,869万kl。
- 化石燃料の供給量が前年度比3.3%減となり、供給量の減少に影響。
- 再生可能エネルギーの供給量は前年度比10.4%増。
エネルギー自給率
- 2023年度のエネルギー自給率は、前年度比0.1ポイント低下し、10.6%。
- 化石燃料への依存度が高いことが自給率の低さの要因。
関連情報
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エネルギー基本計画の策定状況 経済産業省は、2023年12月にエネルギー基本計画を策定する予定です。この計画では、カーボンニュートラルの実現に向けたエネルギー政策の指針が示されます。
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GX戦略の実施 政府は「グリーントランスフォーメーション（GX）戦略」を推進しており、再生可能エネルギーの拡大やエネルギー効率の向上を図っています。
まとめ
経済産業省が発表した2023年度エネルギー需給実績（速報）によると、エネルギー消費量は微減、エネルギー供給量は前年度を下回りました。エネルギー自給率は10.6%にとどまり、化石燃料への依存度が高くなっています。政府は、エネルギー基本計画の策定やGX戦略の実施を通じて、エネルギーの安定供給とカーボンニュートラルの実現を目指しています。
令和5年度（2023年度）エネルギー需給実績を取りまとめました（速報）
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