滋賀県、ニゴロブナ放流資金の贈呈式を実施
滋賀県は、2024年11月15日午前1時に『滋賀銀行からのニゴロブナ放流資金の贈呈式について』を公開しました。
贈呈式の概要
贈呈式は、2024年11月14日午後3時に滋賀県庁で行われ、滋賀県知事と滋賀銀行頭取が出席しました。式では、滋賀銀行からニゴロブナ放流事業への支援として、1億円の資金が贈呈されました。
ニゴロブナ放流事業
ニゴロブナ放流事業は、滋賀県の固有種であるニゴロブナの保護と増殖を目的とした事業です。県内13カ所の放流地にニゴロブナを放流し、個体数の維持と遺伝的多様性の確保を図っています。
滋賀銀行の支援
滋賀銀行は、地域の自然環境保護と持続可能な開発を支援する一環として、この放流事業に資金を提供しています。滋賀県の固有種であるニゴロブナの保護に貢献したいという考えが込められています。
ニゴロブナの生態
ニゴロブナは琵琶湖固有の淡水魚で、体長は20センチメートルほどです。琵琶湖の浅瀬や水草帯に生息しており、水草や藻類を食べています。絶滅危惧種に指定されており、個体数の減少が懸念されています。
今後の取り組み
滋賀県では、今後もニゴロブナ放流事業を継続し、県の固有種の保護と増殖に努めていきます。また、滋賀銀行の支援を基に、放流事業のさらなる充実を図る予定です。
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