KDDI、つくば市で自動運転バスの実証実験を実施
通信大手のKDDIは、茨城県つくば市と共同で、2024年10月24日から、つくば市内で自動運転バスの実証実験を実施すると発表しました。
実証実験の概要
- 実施期間：2024年10月24日（木）～2025年3月31日（月）
- 実施場所：つくば市桜地区内の約2.5kmの公道
- 運行車両：小型自動運転バス（マイクロバス）1台
- 運行時間：平日の午前10時から午後4時
- 運行ルート：つくばセンターバスターミナル～つくば国際会議場
自動運転バスの機能
実証実験に使用する自動運転バスは、次のような機能を備えています。
- カメラやレーダーなどのセンサーで周囲環境を認識
- AI（人工知能）を搭載し、最適な運転経路や速度を計算
- GPS（全地球測位システム）を使用して、正確な位置情報を把握
- 遠隔監視センターでリアルタイムに車両の状態を監視
自動運転バスの活用方法
この実証実験では、自動運転バスの公道での安全な運行や、地域の住民や観光客へのサービス提供の可能性を探ります。具体的には、以下の活用方法が想定されています。
- 公共交通機関の補完
- 高齢者や障害者の移動手段
- 観光客の巡回バス
関連情報
KDDIは、自動運転バスの実証実験を全国各地で展開しており、今回のつくば市での実証実験は、自動運転技術の普及に向けた重要な取り組みの一つです。
また、つくば市は、自動運転バスを含むスマートシティを推進しており、今回の実証実験は、その実現に向けた大きな一歩となります。
期待される効果
この実証実験により、以下の効果が期待されています。
- 自動運転技術の安全性と実用性の向上
- 公共交通機関の利便性と効率の向上
- 地域活性化と観光産業の振興
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