広島県、未来を生き抜く力『エージェンシー』を育む高校向け新プロジェクト始動！企画提案を募集開始,広島県

はい、承知いたしました。広島県が発表した、高校生向けの新しいプロジェクトに関するニュースを、関連情報を含めて優しい文章でご紹介します。

広島県、未来を生き抜く力『エージェンシー』を育む高校向け新プロジェクト始動！企画提案を募集開始

【発表日】令和7年（2025年）5月14日

広島県から、未来を担う高校生たちの学びをさらに深め、社会に出ても活躍できる力を育むための、とても大切な新しい取り組みが発表されました。

令和７年度（2025年度）に実施される「未来を生き抜くためのエージェンシー育成プログラム」というプロジェクトの企画提案の募集が、5月14日から始まったのです。

未来を生き抜くための『エージェンシー』って何？

ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんね。「エージェンシー（Agency）」とは、教育の分野では「自らの目標を設定し、その達成のために粘り強く考え、行動する力」や「変化を起こす力」などと説明されます。

つまり、誰かに言われたからやるのではなく、自分自身で「こうしたい！」「これを解決したい！」という目標を見つけ、それに向かって計画を立て、周りと協力しながら実行し、たとえ途中でうまくいかなくても諦めずに粘り強く挑戦し続ける力のこと。

現代社会は、変化がとても速く、AIや新しい技術がどんどん登場するなど、将来を予測することが難しい時代です。そんな時代だからこそ、ただ知識を覚えるだけでなく、この「エージェンシー」のような、自分で考え、行動し、困難を乗り越えていく力が、ますます重要になっています。

どんなプログラムが生まれるの？

広島県は、この重要な「エージェンシー」を高校生たちが楽しく、効果的に身につけられるようなプログラムを作るため、専門的な知見を持つ外部の団体に協力を求めることにしました。

今回の募集は「公募型プロポーザル」という形で行われます。これは、単に一番安い提案を選ぶのではなく、どんなプログラムを、どのような方法で実施するのか、という企画の内容や、提案する団体がこれまでどんな活動をしてきたかなどを総合的に評価して、最も優れた提案を行った団体を選ぶ方法です。

選ばれた団体は、高校生たちが自ら課題を見つけ、解決に向けて主体的に取り組む力を育むための、創造性あふれる魅力的なプログラムを企画し、実行することになります。例えば、地域に出て課題を探したり、チームでアイデアを出し合って発表したり、社会で活躍する人々と交流したりするような、実践的な内容が考えられます。

なぜ、このプロジェクトが必要なの？

この取り組みは、広島県が以前から進めている「高等学校課題発見・解決学習推進プロジェクト」の一環です。高校での学びを、教科書の内容だけでなく、生徒一人ひとりが自分の興味や関心に基づいて探究し、学びを深めることができるように変えていくための大切なステップなのです。

このような「エージェンシー」の育成は、近年注目されている大学入試改革の方向性とも一致していますし、社会に出てからも、自分でキャリアを切り拓き、より豊かな人生を送るために欠かせない力と言えるでしょう。

広島県は、このプログラムを通じて、未来を生き抜くための確かな力を備えた高校生を一人でも多く育てていくことを目指しています。

今回の募集によって、どのような素晴らしいアイデアやプログラムが提案されるのか、そしてそれがこれから高校生たちの学びをどのように変えていくのか、注目が集まります。

詳細については、広島県ホームページの該当ページをご覧ください。どのような団体が応募し、どんなプログラムが実現するのか、今から楽しみですね。

【出典】 広島県ホームページ令和７年度「高等学校課題発見・解決学習推進プロジェクト」に係る未来を生き抜くためのエージェンシー育成プログラム委託業務の企画提案の募集（公募型プロポーザル） https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/nyusatsukeiyaku/r7agency-itaku.html

令和７年度「高等学校課題発見・解決学習推進プロジェクト」に係る未来を生き抜くためのエージェンシー育成プログラム委託業務の企画提案の募集（公募型プロポーザル）