「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」が閣議決定されました, 経済産業省

海を活かして電気を作る！もっと便利になる法律のお話（2025年3月7日）

経済産業省が、2025年3月7日の夜中0時30分に、ちょっと難しい名前の法律「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」を、これから国会で話し合ってもらうために、政府として「これでいきましょう！」と決めたことを発表しました。

…うーん、長い名前で分かりにくいですよね。簡単に言うと、「海の上に風車を立てたり、波の力で電気を作ったりするのを、もっとやりやすくするための法律を、もっと良くしよう！」というお話なんです。

地球温暖化を防ぐために、太陽光や風力などの自然の力を使った「再生可能エネルギー」をもっと増やしていく必要があります。陸地はもう場所が少ないし、海の上が広くて風も強いので、海の上で電気を作るのはとても良い方法なんです。

海の上で風車を立てたり、波の力で電気を作る設備を置いたりするには、海を借りる必要があります。でも、色々なルールがあって、手続きが大変だったり、漁師さんの邪魔にならないようにしたり、環境に悪い影響がないようにしたり…と、クリアしなければならない課題がたくさんありました。

今回の法律を良くしよう！という動きは、そういった課題を解決して、もっとスムーズに、安心して海の上で電気を作れるようにするのが目的です。

例えば、

手続きが簡単になるかも！: 今までよりもっと分かりやすく、早く手続きができるように、色々見直されるかもしれません。
漁師さんとの協力がもっとスムーズになるかも！: 電気を作る会社と漁師さんが、お互いのことを理解し合って、一緒に協力して進めていけるような仕組みが作られるかもしれません。
環境への影響をちゃんと調べるようになるかも！: 海の生き物や環境に悪い影響がないように、きちんと調べて、対策を立てることが、もっと重要になるかもしれません。

今回、政府が「これでいきましょう！」と決めた法律案は、これから国会に提出されます。国会議員の人たちが、この法律案について色々な意見を出し合って、話し合って、最終的に法律として決まるかどうかを決めることになります。

もし法律として決まれば、海の上で電気を作るのが、もっとスムーズになるかもしれません。そうすれば、地球温暖化を防ぐための取り組みが、もっと進むかもしれませんね！