日本、1月の消費者物価は1.32％上昇、年間予測は据え置き
日本貿易振興機構（JETRO）が発表したデータによると、1月の消費者物価指数（CPI）は前年同月比1.32％上昇しました。これは、2023年3月の2.1％上昇以来、最も高い伸び率です。
この上昇は主にエネルギー価格の高騰が要因となっており、電気代が13.7％、ガソリン代が13.6％上昇しました。また、食料価格も上昇しており、卵が12.0％、野菜が7.0％、魚介類が5.5％上昇しています。
一方、サービス価格は1.1％上昇しました。これは、宿泊料が10.9％、外食費が2.6％上昇したことが主因です。
この上昇率を受けて、JETROは2023年度の消費者物価上昇率予測を据え置き、2.3％としました。これは、日本銀行が目標とする2％をわずかに上回る予測です。
しかし、世界的な経済の不確実性やウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰が続いているため、今後もインフレの動向には注意が必要です。
関連情報
- 消費者物価指数（CPI）は、代表的な家計が購入する財やサービスの価格変動を測定する指標です。
- JETROは、日本の貿易や投資を促進するために設立された日本の政府機関です。
- 日本銀行は、日本の金融政策を担う中央銀行です。
1月の消費者物価上昇率は前年同月比1.32％、年間予測は据え置き
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