文科省が産学連携状況を公表
公開日: 2025年2月14日 午前5時
タイトル: 令和5年度 大学等における産学連携等実施状況について
文部科学省は、2025年2月14日に「令和5年度 大学等における産学連携等実施状況について」を公表しました。本資料は、全国の国立、公立、私立大学等の産学連携の状況をまとめたものです。
産学連携の現状
調査によると、令和4年度に大学等が行った産学連携による研究開発費は、前年度比8.3%増の約1兆5,000億円となりました。このうち、企業等との共同研究費は約1兆1,000億円と最大規模となっています。
産学連携の分野では、理系分野が約7割を占め、工学、理学、生命科学分野などが上位を占めています。社会科学や人文学など、文系分野の産学連携も増加傾向にあります。
産学連携のメリット
産学連携は、大学の研究力を社会実装につなげ、社会課題の解決や産業の振興に貢献しています。また、学生の就職や実務経験の獲得にもつながります。
文科省の取り組み
文科省は、産学連携の促進に向けて以下のような取り組みを実施しています。
- 産学連携促進のための助成金制度
- 大学と企業をつなぐプラットフォームの整備
- 産学連携のモデル事例の共有
今後の展望
文科省は、今後さらに産学連携を強化し、日本のイノベーション力向上と社会課題の解決に努めていくとしています。
令和5年度 大学等における産学連携等実施状況について
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