宮崎市の物価、12月も上昇傾向に
宮崎県は2025年2月7日に、宮崎市の消費者物価指数（令和6年12月分）に関するプレスリリースを発表しました。
全体的な動向
宮崎市の消費者物価指数は前年同月比で2.2%上昇し、上昇幅は引き続き拡大しています。この上昇は、食料やエネルギー価格の上昇が主な要因となっています。
主な上昇品目
- 食料：生鮮野菜 (+18.9%)、果物 (+8.6%)、魚介類 (+7.0%)
- エネルギー：電力料金 (+22.7%)、ガス料金 (+17.3%)
主な下落品目
- 衣料：衣料品 (-1.5%)、靴 (-0.8%)
- 家具・家電：家具 (-0.9%)、テレビ (-0.8%)
全国との比較
宮崎市の消費者物価上昇率は、全国平均の上昇率（2.5%）よりもわずかに低くなっています。ただし、上昇幅は全国的に拡大傾向にあります。
消費者への影響
物価の上昇は、家計の負担増につながり、特に食料品やエネルギー費用の占める割合が高い低所得世帯に影響が大きいと考えられます。
県と市の対応
宮崎県と宮崎市は、物価上昇対策として以下のような取り組みを行っています。
- 生活必需品の価格情報を提供する「宮崎物価Navi」の開設
- 低所得世帯への支援策の拡充
- エネルギーの自給率向上のための施策の推進
今後の見通し
消費者物価指数の上昇傾向は、ロシア・ウクライナ情勢や中国の経済動向など、世界的な要因に左右されるとみられます。県と市は、今後も状況を注視し、必要な対策を講じていく方針です。
関連情報
- 宮崎県プレスリリース：宮崎市の消費者物価指数（令和6年12月分）
- 宮崎物価Navi：https://www.kankyo-miyazaki.jp/butskanavi/
宮崎市の消費者物価指数（令和6年12月分）プレスリリース
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