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国立大学55工学系学部、おもちゃの病院「いっしょになおそう」


国立大学55校、おもちゃの病院「いっしょになおそう」を開設

2025年1月29日、全国の国立大学55校が共同で「おもちゃの病院」を開設しました。この病院では、壊れたおもちゃを無料で修理し、そのプロセスを通じて子どもたちに科学技術への興味・関心を育むことを目的としています。

「おもちゃの病院」は、大学内の工学部や理学部など、専門知識を有する教員や学生が運営しています。子どもたちが大切なおもちゃを修理に出すと、エンジニアや科学者が修理方法を検討し、一緒に作業することでおもちゃを甦らせます。

修理作業では、電子機器の仕組みや材料の特性など、科学技術の基礎的な知識を学ぶことができます。また、問題解決能力や創造力を養うことも期待されています。

この取り組みは、文部科学省の「科学技術振興調整費」の支援を受けており、全国各地の大学が参加しています。各大学では、地域の子どもたちや学校を対象に修理サービスを提供する予定です。

この「おもちゃの病院」は、子どもたちだけでなく、地域社会全体にも貢献します。壊れたおもちゃを修理することで、廃棄物を減らし、リサイクルを促進することができます。また、大学と地域との連携を強化することで、科学技術の普及に役立つことが期待されています。

文部科学省では、この取り組みが科学技術への興味を育み、次世代の科学者や技術者の育成に貢献することを期待しています。

関連情報:


おもちゃの病院「いっしょになおそう」

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