栃木県でデング熱の発生を確認
栃木県は2025年1月28日午前2時、県内でデング熱が1例発生したことを発表しました。
詳細
患者は栃木県内の30代の男性で、1月26日に発熱等の症状が出現しました。翌日、医療機関を受診し、デング熱と診断されました。
男性は1月13日から20日までタイへ旅行しており、そこで感染したとみられています。現在、入院中ですが容態は安定しています。
デング熱とは
デング熱は、蚊が媒介する感染症です。発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が出ます。重症化すると、出血傾向や臓器不全を起こすことがあります。
栃木県での対応
栃木県は、患者宅周辺の蚊の駆除や感染源の特定を行うとともに、保健所による周囲住民への調査や予防対策を呼びかけています。
関連情報
- デング熱は熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。
- 日本国内では、2014年に東京都で1例、2019年に埼玉県で1例が発生しています。
- デング熱を予防するには、蚊に刺されないことが重要です。蚊よけ剤の使用、長袖・長ズボンの着用、蚊の発生しやすい場所の清掃などが推奨されています。
- 発熱や頭痛などの症状が出た場合は、医療機関を受診してください。
今後の見通し
栃木県では、感染源の特定と感染拡大防止に向けて調査を続けています。県民の皆様には、蚊に刺されないよう予防策を徹底していただくようお願いします。
デング熱
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