金融庁、サステナビリティ保証業務に関する国際倫理基準を支持
2023年1月24日、金融庁は、証券監督者国際機構(IOSCO)による国際会計士倫理基準審議会(IESBA)が策定した、サステナビリティ保証業務に関する国際倫理基準を支持する声明を発表しました。
サステナビリティ保証業務とは?
サステナビリティ保証業務とは、企業などの組織が発行するサステナビリティ報告書やその他のサステナビリティ関連の情報を、独立した第三者(保証人)が、信頼性の高い方法で評価して保証することです。これにより、投資家やその他の利害関係者は、組織のサステナビリティパフォーマンスについて信頼できる情報を得ることができます。
国際倫理基準の重要性
IESBAが策定した国際倫理基準は、サステナビリティ保証業務に関わる保証人の独立性、客観性、専門能力などを確保するために不可欠です。これらは、保証 業務の信頼性と品質を確保し、利害関係者の信頼を構築するために役立ちます。
金融庁の声明
金融庁の声明では、以下の点が強調されています。
- IESBAが策定したサステナビリティ保証業務に関する国際倫理基準を支持する。
- 保証人がこれらの基準に従うことを期待する。
- 保証業務の質の向上に取り組む。
関連情報
- IOSCO によるプレスリリース:https://www.iosco.org/news/iosco-announces-support-for-iesba-sustainability-assurance-related-changes/
- IESBA によるプレスリリース:https://www.ethicsboard.org/news-events/iesba-statement-sustainability-assurance/
- 金融庁による発表:https://www.fsa.go.jp/sesc/investment/npo/pdf/20230124.pdf
証券監督者国際機構(IOSCO)による国際会計士倫理基準審議会(IESBA)のサステナビリティ保証業務に関する国際倫理基準等を支持する声明の公表について公表しました。
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