広島県、定点把握感染症の保健所別状況を公開
広島県は2025年1月24日、定点把握感染症（五類）の保健所別の状況を公開しました。
定点把握感染症とは
定点把握感染症とは、医師が発見した際に保健所へ届け出義務のある特定の感染症で、感染症法に基づいて指定されています。代表的なものには、インフルエンザ、食中毒、赤痢などがあります。
広島県の状況
公開された保健所別の状況によると、広島県では現在、インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルスの3種類の定点把握感染症が流行しています。
インフルエンザ
インフルエンザは、広島県全域で流行しており、特に西部の保健所管内での患者報告数が顕著です。
ノロウイルス
ノロウイルスは、広島市内を含めた県内各地で散発的に発生しています。
ロタウイルス
ロタウイルスは、県内各地で患者報告がありますが、比較的少ない状況です。
今後の見通し
広島県では、インフルエンザの流行は今後も継続すると予想されています。また、ノロウイルスやロタウイルスについても引き続き注意が必要です。
注意点
県では、感染予防のために以下の対策を呼びかけています。
- 手洗い・うがいを徹底する
- 咳やくしゃみをする際にはマスクを着用する
- 人混みを避ける
- 十分な休養と栄養補給
感染症が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。
定点把握感染症(五類)の保健所別状況（折れ線グラフ）
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