八尾市が大阪・関西万博におけるドローンの飛行規制を公布
八尾市は2025年1月17日、2025年の大阪・関西万博開催時のドローンや他の無人航空機の飛行を規制する条例を公布しました。
規制の概要
条例では、万博会場及びその周辺区域において、次の飛行行為が禁止されています。
- ドローンや無人航空機の飛行
- 模型飛行機やヘリコプターによる飛行
- パラグライダーやハンググライダーによる飛行
適用エリア
規制は、大阪・関西万博の開催期間中（2025年4月13日～10月13日）に、次の区域に適用されます。
- 万博会場（夢洲）
- 万博会場の外周から半径約1,000メートルの区域
- 八尾市域
許可の取得
条例の例外として、特定の条件を満たす場合は飛行許可が発行される場合があります。許可が必要となる主なケースは次のとおりです。
- 万博の公式事業やイベントの撮影
- 警察や消防などの緊急事対応
- 国土交通省による航空法に基づく飛行
罰則
条例に違反した場合は、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
条例制定の背景
この条例は、万博開催中の安全確保と、会場周辺住民の生活環境を守ることを目的として制定されました。ドローンや無人航空機による落下や衝突事故を防止し、会場での大規模イベントの円滑な運営を図ります。
関連情報
- 大阪府と大阪市が、万博会場の周辺自治体とともに、ドローン飛行規制の協定を締結しています。
- 国土交通省は、無人航空機に関する飛行ルールを定めた「無人航空機等飛行禁止法」を制定しています。
- 万博会場への交通規制や、チケット販売などの情報は、大阪・関西万博の公式サイトで確認できます。
大阪・関西万博におけるドローン飛行等の規制条例について
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