広島県、特定農業用ため池の指定について

広島県、特定農業用ため池を指定

概要

広島県は2025年1月16日、県内にある8か所のため池を「特定農業用ため池」に指定しました。

特定農業用ため池とは

特定農業用ため池とは、農業用水の安定供給や農業生産性の向上を目的に、県が指定したため池のことです。指定の基準は、次のとおりです。

• 灌漑面積が50ha以上であること
• 用水が安定して供給されていること
• 維持管理が適切に行われていること

指定されたため池

今回指定されたため池は次のとおりです。

• 安芸郡府中町：新川ため池
• 安芸郡府中町：北原ため池
• 安芸郡府中町：寺家のため池
• 三原市：小滝ため池
• 三原市：小規模ため池群
• 世羅郡世羅町：辰巳ため池
• 世羅郡世羅町：鴨池ため池
• 神石郡神石高原町：神姫ため池

関連情報

• 農林水産省「ため池の総合的な保全活用」
• 国土交通省「ため池総合保全対策事業ガイドライン」

指定の意義

特定農業用ため池の指定により、次のメリットが期待されます。

• 農業用水の安定供給の確保
• 農業生産性の向上
• 地域の防災機能の強化
• 生態系の保全

広島県では、今後も県内の重要なため池を順次特定農業用ため池に指定し、農業の振興と地域の活性化に努めていくとしています。

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