福島県「空間線量モニタリング結果情報」公開
2025年1月14日（火）午前6時、福島県は最新の「空間線量モニタリング結果情報」を公開しました。
空間線量モニタリングとは、空気中の放射線を測定することで、放射線量を把握する作業のことです。福島県では、原発事故後、継続的に空間線量を測定し、住民への情報提供を行っています。
最新のモニタリング結果によると、福島県内のすべての測定地点で、政府が定める年間許容線量（20ミリシーベルト）を大きく下回る値が観測されました。具体的には、最も高い値が飯館村の0.183マイクロシーベルト/時、最も低い値が郡山市の0.030マイクロシーベルト/時でした。
関連情報
- 年間許容線量：一般の人が1年間被ばくしても健康に影響がないとされる放射線量。
- マイクロシーベルト/時：放射線量を測定する単位。1マイクロシーベルト/時は、1時間に0.001ミリシーベルトを被ばくすることを意味します。
- 飯館村：福島第一原子力発電所から北西約10kmに位置し、原発事故時に避難指示が出された地域。
- 郡山市：福島第一原子力発電所から約60km南に位置する福島県の県庁所在地。
注意事項
福島県では、放射線量は時間や場所によって変動するため、このモニタリング結果はあくまで参考値であることに注意してください。また、過度に放射線を気にしすぎると、不必要な不安につながる可能性があります。
福島県では、引き続き空間線量をモニタリングし、住民への情報提供を継続していきます。最新の情報は、福島県の公式ウェブサイトで確認できます。
福島県公式ウェブサイト：空間線量モニタリング結果情報 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kukan-senryou
空間線量モニタリング結果情報
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