鳥取大学学生が関西電気化学奨励賞を受賞
鳥取大学持続性社会創生科学研究科工学専攻の学生が、2024年度第3回関西電気化学研究会で「関西電気化学奨励賞」を受賞しました。
研究内容
受賞した研究は、次世代リチウムイオン電池の正極材料に関するものです。学生は、二酸化マンガンと二酸化亜鉛を使用した新しい正極材料を開発し、その特性を評価しました。
この材料は、従来のリチウムイオン電池の正極材料よりも高い容量と安定性を示しました。また、合成工程が簡素化されており、大規模生産に向けた可能性があります。
研究の意義
この研究成果は、次世代リチウムイオン電池の開発に貢献すると期待されています。次世代リチウムイオン電池は、より長く持ち、充電時間の短い電気自動車や電子機器の開発につながる可能性があります。
受賞学生
受賞した学生は、持続性社会創生科学研究科工学専攻の博士前期課程1年生、横山大樹さんです。横山さんは、この研究を指導教員である山口厚司准教授の指導のもと行いました。
受賞発表
受賞発表は、2025年1月7日に鳥取大学で行われました。関西電気化学研究会は、関西地方の電気化学研究者を対象とした学術団体です。関西電気化学奨励賞は、優秀な若手研究者に贈られる賞です。
今後の展開
受賞した横山さんは、今後も次世代リチウムイオン電池の開発に関する研究を継続する予定です。鳥取大学では、横山さんの研究を支援し、次世代電池の開発における鳥取大学の貢献を目指します。
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