広島県松くい虫対策事業開始！宮島公園の松を守る
広島県は、2025年1月6日から、宮島公園の松を松くい虫から守るための「松くい虫対策事業」を実施します。
松くい虫は、松の木に寄生して弱らせ、死に至らしめる害虫です。宮島公園には貴重な松の木が多くあるため、この事業は公園の景観や自然環境を守るために不可欠です。
この事業では、専門業者が松の木に樹幹注入を行います。樹幹注入は、松の木に専用の薬剤を注入することで、松くい虫が寄生するのを防ぐ方法です。
具体的には、次のような手順で行われます。
- 松の木の根元に穴を開ける
- 専用の薬剤を穴に注入する
- 穴をふさぎ、薬剤が拡散するようにする
この事業は、松の木1本あたり約1,000円のコストがかかり、宮島公園内の約3,000本の松の木に実施される予定です。
広島県は、「この事業を通じて、宮島公園の松の木を守るだけでなく、広島県の貴重な自然遺産を守っていきたい」と述べています。
松くい虫被害は、全国的に深刻な問題となっています。森林を管理する自治体や市民団体などが、予防と駆除に努めています。
宮島公園は、世界的にも有名な観光地です。この公園の松の木が守られることで、来園者が今後も美しい景観を楽しむことができます。
松くい虫対策事業 宮島公園松くい虫樹幹注入業務委託 Ｎｏ．４０１
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