防衛省、2024年度予算で防衛力の抜本的強化を発表
防衛省・自衛隊は2024年12月27日、2025年度（令和7年度）予算案の概要を発表し、防衛力の抜本的強化に向けた措置を盛り込みました。
予算の概要
- 総額：6兆8,000億円（前年度比29.3%増）
- 防衛力強化関連費：4兆9,000億円（前年度比28.4%増）
主な防衛力強化措置
- 長射程ミサイルの開発・配備：敵基地攻撃能力を強化するため、射程1,000kmを超えるスタンドオフ・ミサイルを開発・配備します。
- 無人機や電子戦能力の向上：無人機を活用した偵察・攻撃能力と、敵のレーダーや通信を妨害する電子戦能力を強化します。
- サイバー防衛能力の強化：サイバー攻撃から日本を守るための対策を強化します。
- 宇宙・電磁波分野の能力強化：宇宙空間や電磁波スペクトルを活用した攻撃・防御能力を強化します。
- 防衛産業の基盤強化：国内防衛産業の基盤を強化し、必要な装備を安定的に供給できるようにします。
関連情報
防衛省は、2023年12月に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の3文書を閣議決定し、防衛力の抜本的強化を図る方針を打ち出していました。今回の予算案は、これらの文書に基づく具体策となります。
この防衛力強化への動きは、中国や北朝鮮などの脅威の高まりを受けており、日本の安全保障環境の変化を反映しています。
今後の展望
防衛省は、防衛力強化関連費を今後5年間で43兆円規模に増額する計画です。この強化により、日本は、自国を防衛するためのより強力かつ効果的な軍隊を持つことになると期待されています。
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防衛省・自衛隊が2024-12-27 09:04に『防衛力抜本的強化の進捗と予算－令和７年度予算案の概要－』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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