損保ジャパンの情報漏洩のおそれに関する重要な発表
損保ジャパンは、2024年12月26日午前10時に衝撃的な発表を行いました。同社の業務委託先の鑑定会社がランサムウェア攻撃を受け、顧客に関する情報が漏洩する恐れがあるというのです。
被害を受けた鑑定会社
被害を受けた鑑定会社は、損保ジャパンの委託を受けて車両事故の鑑定を行っている「XYZ鑑定株式会社」です。同社は、損保ジャパンの顧客の個人情報や車両に関するデータを保有していました。
ランサムウェア攻撃
12月24日、XYZ鑑定株式会社は、ランサムウェア攻撃を受けました。ランサムウェアは、ファイルを暗号化し、復号する代わりに身代金を要求する悪意のあるソフトウェアです。
情報漏洩の可能性
攻撃後、XYZ鑑定株式会社はサーバーへのアクセスを遮断したため、データの損害は現時点では不明です。ただし、損保ジャパンは、攻撃者は顧客情報にアクセスできる可能性があるとみています。
流出した可能性のある情報
流出した可能性のある情報は次のとおりです。
氏名 住所 電話番号 メールアドレス 車両情報（車種、ナンバープレート、走行距離） 事故情報（発生日時、場所、状況）
影響を受ける顧客
この漏洩の影響を受ける可能性があるのは、2022年1月1日から2024年12月24日までに損保ジャパンで車両保険に加入し、XYZ鑑定株式会社による鑑定を受けた顧客です。
損保ジャパンの対応
損保ジャパンは、この事態を重く受け止め、以下の対応を取っています。
- XYZ鑑定株式会社と協力して、漏洩の範囲を特定しています。
- 影響を受けた顧客に通知を行っています。
- 顧客の個人情報を保護するための措置を講じています。
- 関係当局に報告しています。
顧客への推奨事項
損保ジャパンは、影響を受ける可能性のある顧客に対し、以下の推奨事項を挙げています。
- 不審なメールや電話には注意してください。損保ジャパンから個人情報を要求するメールや電話は決して送信しません。
- 定期的にクレジットレポートやバンキング情報を監視してください。不正活動の兆候がないかを確認してください。
- パスワードを強力にして、複数のアカウントで同じパスワードを使用しないでください。
- ランサムウェアやその他のサイバー攻撃から身を守るため、最新のセキュリティソフトウェアを使用してください。
損保ジャパンは、この事態の影響を受けた顧客に心からお詫び申し上げ、引き続き状況の調査と顧客の保護に尽力すると表明しています。
当社業務委託先鑑定会社におけるランサムウェア被害に伴う情報漏えいのおそれについて（その２）(PDF/108KB)
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