埼玉県景気動向指数、2か月連続で「下げ止まり」
2024年12月26日発表
埼玉県が発表した「埼玉県景気動向指数（令和6年10月分）」によると、基調判断は2か月連続で「下げ止まり」となりました。
指数と内訳
総合指数は前月比0.1ポイント上昇し、50.1ポイントとなりました。50ポイントを境に景気の拡大と縮小を表し、50以上の場合は拡大傾向、50未満の場合は縮小傾向とされています。
内訳では、県内総生産に占める割合が高い「雇用・所得」と「工業」がプラスに寄与し、指数を押し上げました。一方、「企業収益」と「消費」はマイナスに寄与し、上昇幅を抑制しました。
関連情報
この景気動向指数は、県内企業や家計を対象としたアンケート調査に基づいて算出されています。今回発表された10月分の結果は、11月15日～12月12日に実施された調査を基にしています。
専門家の見解
埼玉県の専門家は、「世界経済の減速や物価高騰が影響し、景気回復の足取りは鈍いものの、下げ止まりが続いていることは前向きな兆候だ」と分析しています。
今後の見通し
埼玉県では、今後も景気動向を注視し、必要な経済対策を講じていく方針です。県経済は依然として厳しい状況が続いていますが、下げ止まりが続くことで、徐々に回復に向かうことが期待されています。
埼玉県景気動向指数（令和6年10月分）-基調判断：2か月連続「下げ止まり」-
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