埼玉県小学生の裸眼視力低下、過去最多
埼玉県は2024年12月26日、令和5年度の学校保健統計調査の結果を発表しました。それによると、県内の小学生の裸眼視力1.0未満の割合が過去最高となりました。
裸眼視力1.0未満の割合
- 小学生全体：42.0％（前回調査比：+1.6ポイント）
- 男児：43.8％（前回調査比：+1.1ポイント）
- 女児：40.2％（前回調査比：+2.1ポイント）
この調査は、県内の小学生約45万人を対象に行われ、裸眼視力に加えて、肥満や身体測定の結果も調べられました。
過去最多の要因
裸眼視力低下が過去最多となった要因として、以下が考えられています。
- スマートフォンやタブレットの普及による近距離作業の増加
- 屋外活動時間の減少
- 生活習慣の乱れ（睡眠不足、偏食など）
関連情報
裸眼視力低下は、学業成績や日常生活に影響を与える可能性があります。そのため、以下の対策が推奨されています。
- 屋外で遊ぶ時間を増やす
- 適度な距離で画面を見る
- 十分な睡眠を取る
- バランスの取れた食事を摂る
- 定期的に眼科を受診する
埼玉県では、学校保健活動の充実や関連施策の推進を通じて、小学生の裸眼視力低下防止に取り組んでいます。
令和5年度学校保健統計調査の結果について-小学生の裸眼視力1.0未満の割合、過去最多-
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