厚生労働省、2024年12月26日から入国前結核スクリーニングを実施
厚生労働省は、2024年12月26日より、結核予防対策の一環として、入国前結核スクリーニングを実施すると発表しました。
対象者
- 入国時15歳以上で、以下に該当する方
- 就労、留学、家族滞在など、90日以上の滞在を予定している
- 結核の既往歴のある方
- 結核患者の濃厚接触者である方
方法
対象者は、出国前に居住国で指定医療機関を受診し、胸部X線検査を行います。検査の結果は、入国時に日本の検疫官に提出します。
スクリーニングの目的
入国前スクリーニングは、結核感染のリスクの高い方を入国前に特定し、早期発見と治療につなげることで、日本国内への結核の持ち込みを防ぐことが目的です。
関連情報
- 厚生労働省の「入国前結核スクリーニングの実施について」
- 国立感染症研究所の「結核について」
注意事項
- 指定医療機関は、出発国によって異なります。詳細は厚生労働省のウェブサイトで確認してください。
- 検査結果は、入国後30日以内に日本の保健所に提出する必要があります。
- 検査の結果によっては、追加の検査や治療が必要となる場合があります。
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