関西電力、山形県沖の洋上風力発電事業者を選定
関西電力は2024年12月24日、山形県遊佐町沖における洋上風力発電事業の事業者として、共同事業体を指名しました。
事業内容
共同事業体は、以下の事業を行います。
- 洋上風力発電所の建設と運営
- 最大出力約72万キロワットの風力タービン28基の設置
- 事業期間は約20年間
共同事業体
共同事業体は、以下の企業で構成されています。
- 三井物産
- 東京海上日動火災保険
- クリーンエナジーパートナーシップ（デンマークの開発者）
事業の意義
この事業は、再生可能エネルギーの促進とエネルギー自給率の向上に貢献します。約19万世帯分の電力を供給し、年間約83万トンの二酸化炭素排出削減効果が期待されています。
背景
日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目指しています。再生可能エネルギーの開発は、この目標を達成するために重要な役割を果たしています。
関西電力は、2050年までに再生可能エネルギー電源の比率を50％以上にする目標を掲げています。この事業は、その目標達成に向けた重要な一歩となります。
今後のスケジュール
共同事業体は、2023年中に風力タービンの製造と設置を開始する予定です。事業は2027年度に稼働開始予定です。
山形県遊佐町沖における洋上風力発電事業に係る事業者の選定について
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