熊本県、人吉球磨地域日本遺産の認定継続へ
2024年12月24日
熊本県は、2024年12月24日に『人吉球磨地域日本遺産の条件付き認定継続について』を発表しました。
人吉球磨地域日本遺産とは
人吉球磨地域日本遺産は、2016年に認定された熊本県の人吉球磨地域の歴史的文化遺産群です。球磨川流域を中心に、人吉・球磨の伝統芸能「球磨焼酎造り」や「相良太鼓」、「人吉盆踊り」などの文化、清流球磨川沿いの美しい自然景観、江戸時代から続く人吉城下町の街並みなどが含まれます。
認定継続の検討
文化庁は、日本遺産の認定を5年ごとに審査し、継続するか再認定するかを判断しています。今回、人吉球磨地域日本遺産は、認定継続の審査を受けました。
条件付き認定継続
審査の結果、人吉球磨地域日本遺産は「条件付き認定継続」となりました。認定継続の条件としては、以下が挙げられています。
- 構成資産の保全・活用に関する取り組みの強化
- 観光振興計画の具体化
- 地域住民の参画促進
熊本県はこれらの条件を満たすために、今後、関係団体と連携して取り組みを進めていくとしています。
関連情報
- 熊本県庁ウェブサイト：https://www.pref.kumamoto.jp/
- 人吉球磨地域日本遺産公式ウェブサイト：https://hitoyoshi-kuma-nihonisan.com/
まとめ
人吉球磨地域日本遺産は、条件付きではあるものの、認定継続となりました。熊本県は今後、認定継続の条件を満たすために取り組んでいく予定です。この日本遺産は、人吉球磨地域の貴重な歴史的文化遺産を守り、観光振興に活用していくことが期待されています。
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