金融庁、資金決済制度の検討会合の議事録を公表
金融庁は2024年12月23日、資金決済制度に関する検討会合である金融審議会「資金決済制度等に関するワーキング・グループ」の第5回会合の議事録を公表しました。
ワーキング・グループについて
このワーキング・グループは、新しい決済手段や技術の台頭を受けて、資金決済制度の在り方を検討するため、2024年5月に設置されました。委員には、金融業界の専門家、学者、消費者団体などが参加しています。
議事録の概要
第5回会合では、以下の議題について議論が行われました。
- デジタル通貨の現状と課題
- デジタル通貨の規制のあり方
- 資金決済におけるデータ利用のあり方
主な議論のポイント
- デジタル通貨については、その普及が進む一方で、マネーロンダリングやテロ資金供与などのリスクがあることが指摘されました。
- デジタル通貨の規制については、国際的な議論が進んでおり、我が国でも適切な規制枠組みを整備する必要があることが強調されました。
- 資金決済におけるデータ利用については、利用者保護や市場の健全性確保の観点から、適切なルール作りが求められることが確認されました。
今後の予定
ワーキング・グループでは、引き続き資金決済制度の在り方について検討を行い、2025年5月までに報告書をまとめる予定です。
関連情報
- 金融庁「資金決済制度等に関するワーキング・グループ（第5回）議事録について」：https://www.fsa.go.jp/news/2024/20241223-1.html
- 金融審議会「資金決済制度等に関するワーキング・グループ」：https://www.fsa.go.jp/singikai/singi_kinyu/siryo/kasikin20240519-1.html
金融審議会「資金決済制度等に関するワーキング・グループ」（第５回）議事録について公表しました。
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