消防庁が建物建築費の最新指数を発表
消防庁は、2024年12月19日に『消防情第236号 令和6年9月期建物建築費指数について(令和6年12月19日)』を発表しました。この指数は、建設資材や労務費などの価格変動を反映したもので、建築業界の動向を把握する重要な指標です。
建物の建築費は依然として上昇傾向
発表された指数によると、令和6年9月期の建物の建築費指数は前年同期比で1.5%上昇しました。これは、資材や労務費の高騰が続いていることを示しています。
要因は半導体不足とウクライナ情勢
建築費上昇の要因として、半導体不足による資材の確保難や、ウクライナ情勢に伴うエネルギー価格の上昇などが挙げられています。
影響
建物の建築費上昇は、住宅の新築や改築などを検討している人々に影響を与えます。費用が高くなることにより、計画を延期したり、規模を縮小したりする可能性があります。
関連情報
建物の建築費指数は、国土交通省の建築経済調査に基づいて算定されています。調査では、各都道府県で代表的な建物約4,000件を対象に、資材や労務費の価格を調査しています。
建設業界では、資材や労務費の高騰が長期化する可能性があると懸念されています。消防庁は、今後の動向を注視し、必要に応じて対策を検討するとしています。
消防情第236号 令和6年9月期建物建築費指数について(令和6年12月19日)
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