東京都、中小企業の景況令和6年12月調査

東京都における中小企業の景況感、2024年12月時点で改善

東京都は2024年12月19日、中小企業の景況感を調査した「中小企業の景況令和6年12月調査」の結果を公表しました。

主要な調査結果

現状の景況感は「良い」と回答した企業が15.5％、「やや良い」が37.1％、「普通」が42.9％、「やや悪い」が4.3％、「悪い」が0.2％となり、前回の調査に比べて「良い」「やや良い」と回答した企業が増加。
先行きについては、「良い」と回答した企業が20.3％、「やや良い」が40.5％、「普通」が35.5％、「やや悪い」が3.4％、「悪い」が0.3％と、こちらも「良い」「やや良い」と回答した企業が増加。

関連情報

この調査は東京都が毎年実施しているもので、都内に本社を置く中小企業を対象として、景況感や経営課題などを調査しています。今回の調査は2024年12月1日から12日まで、製造業やサービス業など7つの業種を対象に実施されました。

背景と展望

東京都中小企業振興公社によると、今回の調査結果は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束に向かい、経済活動が回復しつつあることを背景に、中小企業の景況感が改善していることを示しています。また、先行きについても、引き続き改善傾向が続くと見込まれています。

東京都は、中小企業の経営課題の解決に向けた支援を継続的に行っていく方針です。