埼玉県の保育士処遇改善と人材確保に関する要望の進捗
2024年12月19日、埼玉県は「保育士の処遇改善と人材確保の推進等に係る内閣府特命担当大臣への要望」に関する進捗状況を発表しました。
要望事項
埼玉県は、2023年5月に内閣府特命担当大臣に対し、以下の事項を要望していました。
- 保育士の処遇改善
- 保育所での働き方の見直し
- 保育人材の確保・育成の強化
進捗状況
内閣府は、埼玉県の要望事項を踏まえ、次のような対策を実施しています。
処遇改善
- 2023年度から、保育士の給与に月額約2万円のベースアップを実施
- 2024年度から、さらに月額約1万円のベースアップを検討
働き方の見直し
- 時間外労働や夜勤の削減に向けた支援
- 有給休暇の取得促進
- 保育所の開所時間延長や夜間保育の充実
人材確保・育成
- 保育士養成大学の定員増
- 保育士資格取得者に対する支援制度の拡充
- 保育士のキャリアアップ支援
関連情報
埼玉県では、保育士の処遇改善と人材確保に向けて、以下のような独自の取り組みも実施しています。
- 保育士の働き方を改善するためのモデル事業の実施
- 人材確保・育成に関する情報提供や相談窓口の設置
- 保育士養成学校の充実強化
今後の展開
埼玉県は、内閣府と連携しながら、保育士の処遇改善と人材確保に向けた取り組みを今後も継続的に進めていきます。さらに、保育サービスの質の向上と、子育て世帯の支援強化にも努めていきます。
保育士の処遇改善と人材確保の推進等に係る内閣府特命担当大臣への要望の結果について
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