富山県、インフルエンザの発生状況を公開
2024年12月18日、富山県研究企画部は、2024/12/18時点で発生しているインフルエンザの疫学所見を発表しました。
現時点の状況
- 観測開始から12月18日までに、インフルエンザA型が114例、インフルエンザB型が2例確認されています。
- 過去5シーズンと比較すると、インフルエンザA型の発生数は依然として低いレベルです。
- A型インフルエンザは、主にH3型が検出されており、H1型は確認されていません。
- ほとんどの患者は、富山県東部で発生しています。
今後の見通し
- 過去のパターンから、インフルエンザの流行は通常1月下旬～2月上旬頃にピークを迎えます。
- しかし、今年はA型インフルエンザの発生が遅れており、流行のピーク時期も遅れると予想されます。
予防対策
富山県では、インフルエンザの流行拡大を防ぐために、以下の予防対策を推奨しています。
- 頻繁に手洗いをする。
- 人混みではマスクを着用する。
- 咳やくしゃみは、ティッシュやハンカチで口や鼻を押さえる。
- 十分な休息と栄養を摂る。
- 換気を良くする。
- 集団生活を送る場合は、感染予防策を徹底する。
ワクチン接種
インフルエンザワクチンは、最も効果的な予防方法です。県では、以下の対象者に対して無料のワクチン接種を実施しています。
- 65歳以上の方
- 60～64歳の方で、心臓や肺、腎臓などに基礎疾患のある方
- 小児（生後6か月～中学生）
- 妊婦
- 医療従事者
医療機関でワクチン接種を受けることができます。詳細は、お近くの医療機関にお問い合わせください。
最新情報は、富山県ホームページでご確認いただけます。
2024/12/18【更新】インフルエンザの疫学所見（2024/2025）（研究企画部）
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