住友ファーマ、「再生・細胞医薬事業」の合弁会社「RACTHERA」設立を発表
2023年12月18日（月）
住友ファーマは、再生・細胞医薬事業の合弁会社「RACTHERA（ラクセラ）」を設立すると発表しました。
RACTHERAの目的
RACTHERAは、住友ファーマが有する再生・細胞医薬の開発パイプラインと商用化実績と、コニカミノルタが持つ遺伝子医薬開発のノウハウを組み合わせることを目的としています。これにより、患者さんのアンメットメディカルニーズに応える革新的な再生・細胞医薬の開発・製造・販売を加速させます。
合弁会社の概要
- 会社名：RACTHERA株式会社
- 出資比率：住友ファーマ60%、コニカミノルタ40%
- 代表取締役社長：住友ファーマ 執行役員 研究開発本部長の岩佐正人氏
期待される相乗効果
住友ファーマは、再生・細胞医薬の開発・製造・販売において豊富な経験を有しています。コニカミノルタは、遺伝子医薬開発のノウハウと製造技術を持っています。両社の強みを生かすことで、RACTHERAは以下を実現すると期待されています。
- 再生・細胞医薬の開発パイプラインの拡大
- 製造技術の向上
- 商業化の加速
開発パイプライン
RACTHERAは、以下の再生・細胞医薬の開発パイプラインを継承します。
- 自己骨髄由来間葉系幹細胞（MSC）
- iPS細胞由来網膜色素上皮細胞
- 遺伝子を組み込んだMSC
今後の展開
RACTHERAは、2024年4月に事業を開始する予定です。今後は、再生・細胞医薬の開発と製造を加速し、患者さんに革新的な治療法を届けることを目指します。
「再生・細胞医薬事業の合弁会社 RACTHERA設立に関する説明会 動画配信」を掲載
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