京都市消防局、令和6年中の火災発生状況

京都市における2024年の火災発生状況

京都市消防局が発表した「令和6年中の火災発生状況」によると、2024年中に発生した火災は1,234件で、前年比で4.6%の減少となりました。

火災原因のトップ3 1. たばこ（23.6%） 2. 電気機器（17.0%） 3. コンロ（12.8%）

死者・負傷者の状況 火災による死者数は5名、重軽傷者は42名でした。

注目すべき傾向 * たばこによる火災の減少: たばこによる火災は前年比で11.5%減少しています。京都市消防局のたばこ火災予防キャンペーンの取り組みが効果を上げている可能性があります。 * 住宅火災の発生増加: 住宅火災は前年比で2.3%増加しています。高齢化に伴う住宅の老朽化や、一人暮らし世帯の増加が影響していると考えられます。 * 飲食施設における火災の増加: 飲食施設における火災は前年比で6.3%増加しています。営業時間外の安全対策の強化が求められます。

京都市消防局は、今後も市民の安全を守るため、火災予防キャンペーンや防火指導などの取り組みを継続していくとしています。

関連情報