東京都が首都圏広域避難対策の検討会を開催
2024年12月17日午前5時4分、東京都は「首都圏における広域的な避難対策の具体化に向けた検討会」の第6回会合を開催しました。
この検討会は、大規模災害時に東京都と周辺の埼玉県、千葉県、神奈川県の4都県が連携して避難対策を強化することを目的として設置されました。
第6回会合では、以下の議題が検討されました。
- 避難先情報の共有と連携体制の強化
- 避難手段の確保と輸送力の向上
- 避難生活支援の充実
議題の主な内容
- 避難先情報の共有と連携体制の強化: 4都県の避難場所に関する情報を一元管理するシステムの構築を検討。
- 避難手段の確保と輸送力の向上: 専用バスや鉄道を活用した避難輸送計画の策定や、民間車両の活用方策の検討。
- 避難生活支援の充実: 避難所での衛生管理や食料・飲料水の確保、医療支援などの充実策を協議。
関連情報
- この検討会は、2022年12月に開催された「首都圏広域災害対策強化会議」で決定されました。
- 4都県は、大規模災害時の広域避難対策に関する基本方針を2023年3月に策定予定です。
- 東京都は、広域避難対策を強化するための条例改正案を2024年東京都議会定例会に提出する予定です。
大規模災害時の避難対策は、人命救助と被害軽減のために不可欠です。東京都をはじめとする首都圏4都県が連携して、市民の安全確保に万全を期すことが期待されています。
「首都圏における広域的な避難対策の具体化に向けた検討会」（第6回）の開催
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