富山大学、日本パッケージデザイン学生賞2024受賞

富山大学が「日本パッケージデザイン学生賞2024」を受賞

富山大学工学部デザイン工学科の学生チームが、「日本パッケージデザイン学生賞2024」で優秀賞を受賞しました。

受賞作品:

受賞作品は、「立山連峰の麓から」というコンセプトで作られた、富山県の伝統工芸品「越中和紙」を使用したパッケージデザイン「越中和紙パッケージ」。富山県産のリンゴ果汁やアロマエッセンスが調合された商品です。

デザインの特徴:

越中和紙の持つ伝統的な美しさや風合いを活かしながら、現代的なデザインを取り入れたのが特徴です。パッケージには立山連峰のシルエットを描き、富山県の自然の豊かさを表現しています。また、和紙の透け感を活かしたことで、高級感と洗練された印象を与えています。

関連情報:

「日本パッケージデザイン学生賞」は、パッケージデザインの分野で活躍する学生を育成することを目的に、一般社団法人日本パッケージデザイン協会が毎年開催しているコンテストです。
受賞チームは、工学部デザイン工学科の4年生と3年生で構成される「チームZAKU」です。
越中和紙は、富山県南砺市で生産される伝統工芸品です。強靭で滑らかな質感と美しい和紙模様が特徴です。

富山大学のコメント:

「富山大学の学生がこのような権威ある賞を受賞したのは、学生の創造性と努力の賜物です。この受賞を機に、富山県の伝統工芸品や地域産業の振興に貢献できればと考えています。」（富山大学工学部長）

受賞した学生チームは、「富山県の素晴らしい伝統工芸品を現代的なデザインで表現できたことを嬉しく思います。この経験を今後のデザイン活動に活かしていきたいです。」と語っています。