助け合いの輪が広がる横浜 戸塚消防署長から救命処置を行った市民へ感謝状贈呈
横浜市は2024年12月9日、市民による適切な救命処置により一命を救ったとして、戸塚消防署長より感謝状を贈呈したと発表しました。
救命処置の経緯
2024年11月26日午後1時頃、横浜市戸塚区内にある公園で、男性が突然倒れて心肺停止状態になりました。このとき、近くを通りかかった小松さん（仮名）と佐藤さん（仮名）が、男性が倒れているのを発見しました。
小松さんと佐藤さんは躊躇することなく、すぐに心肺蘇生（CPR）と自動体外式除細動器（AED）を使用し、救命処置を開始しました。約10分後、駆け付けた消防隊員に引き継ぎましたが、男性はその後意識を取り戻しました。
感謝状の贈呈式
12月9日、戸塚区役所で感謝状の贈呈式が行われ、戸塚消防署の山口署長から小松さんと佐藤さんに感謝状が贈られました。
山口署長は、「迅速かつ適切な対応のおかげで、男性の命が救われました。お二人の勇気と行動力が、尊い命を救ったのです」と感謝の言葉を述べました。
関連情報
小松さんと佐藤さんは、過去に横浜市消防局が実施していた救命講習を受講しており、そこでCPRやAEDの使い方を学んでいました。また、公園にはAEDが常備されており、今回の救命処置に役立てられました。
横浜市では、市民の救命処置の技術向上とAEDの普及に取り組んでいます。救命講習の開催やAEDの設置拡大などの施策により、今後も市民による救命処置が期待されています。
一人ひとりの小さな行動が、大切な命をつなぐ大きな力となることをこの事例は物語っています。今後も助け合いの精神を育み、横浜市を安全で安心なまちにしていきましょう。
【記者発表】適切な救命処置により尊い命が救われました！～戸塚消防署長より感謝状を贈呈します～
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