高校生と地域の食文化交流促進！八幡平で交流会開催
岩手県八幡平市で、地域団体「いわてアグリベンチャーネット」が主催する「盛岡農業高校生と食の交流会vol.9-2」が2024年12月6日に行われました。
この交流会は、地元の高校生が地域住民と触れ合い、郷土料理を通じて伝統的な食文化を継承することを目的に開催されています。
今回の交流会には、盛岡農業高等学校の生徒約20名が参加。地元の女性団体メンバーと一緒に、「けぇの汁」、「豆すっとぎ」、「黒豆のお汁粉」という地元の郷土料理を作りました。
「けぇの汁」は、鶏肉、野菜、豆腐を入れたみそ汁で、八幡平の冬の味覚として親しまれています。「豆すっとぎ」は、大豆をすりつぶして作ったおしるこで、農作業の合間に食べられていました。「黒豆のお汁粉」は、地元の特産品である黒豆を使ったお汁粉です。
生徒たちは、女性団体メンバーの指導を受けながら料理に挑戦。食材の切り方や、味付け、盛り付けなど一つひとつ丁寧に教えてもらいました。
交流会では、地元の料理研究家も参加し、八幡平の食文化や郷土料理の歴史について講話を行いました。生徒たちは、地元の食文化に対する理解を深め、その継承について考えを巡らせていました。
参加した高校生の一人は、「普段あまり料理をしないので、とても貴重な経験でした。地元の食材を使った郷土料理のおいしさに感動しました」と感想を語りました。
いわてアグリベンチャーネットの代表は、「この交流会を通じて、高校生が地域の魅力に気づき、郷土料理の継承に関心を持ってもらえれば嬉しいです」と今後の期待を語りました。
この交流会は、地域住民と青少年の交流を促進し、伝統文化の伝承に貢献しています。今後も継続的な開催が期待されます。
【八幡平】盛岡農業高校生と食の交流会vol.9-2を開催しました ～けぇの汁、豆すっとぎ、黒豆のお汁粉で交流～
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