滋賀県が学校保健統計調査の結果を発表
滋賀県は、2024年12月5日午前1時に「令和5年度 学校保健統計調査結果確報（滋賀県分）」を公開しました。この調査は、県内の小・中・高等学校を対象に、児童生徒の健康状態や学校生活の実態を把握することを目的として実施されています。
主要な調査結果
肥満傾向 ・小学生の肥満傾向は、全国平均とほぼ同程度。 ・中学生の肥満傾向は、全国平均よりやや高い。 ・高校生の肥満傾向は、全国平均よりやや低い。
視力低下 ・小学生の視力1.0未満の割合は、全国平均よりやや高い。 ・中学生と高校生の視力1.0未満の割合は、全国平均とほぼ同程度。
口腔衛生 ・歯磨き回数は、小・中・高校生とも全国平均を上回っており、特に小学生の歯磨き回数は全国トップレベル。 ・う蝕経験のある割合は、全国平均より低い。
生活習慣 ・睡眠時間は、小学生が最も短く、高校生が最も長い。 ・運動習慣のある割合は、小学生が最も高く、高校生が最も低い。 ・テレビやゲームなどのスクリーンタイムは、小学生が最も短く、高校生が最も長い。
関連情報
滋賀県は、今回の調査結果を踏まえ、児童生徒の健康と学校生活の改善に向けて、学校や保健所と連携した対策を検討していきます。また、県民に向けて、健康的な生活習慣の推奨や、視力低下や肥満の予防に関する情報提供を行う予定です。
考察
調査結果によると、滋賀県の児童生徒の健康状態は、おおむね全国平均と同様かやや高い水準にあることがわかります。しかしながら、肥満傾向や視力低下など、懸念すべき課題も浮き彫りになりました。
今後も、学校保健統計調査の結果を注視し、県民の健康増進と学校生活の充実に向けた取り組みが期待されます。
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