滋賀県でニゴロブナの放流式を実施
放流式の日時: 2024年12月5日（木）午前1時00分
場所: 琵琶湖 西岸 山本山地区
概要:
滋賀県は、絶滅危惧種のニゴロブナを増やすため、放流式を実施します。放流されるニゴロブナは約3,000匹で、成魚と稚魚を合わせて放流されます。
ニゴロブナの減少理由:
ニゴロブナは、琵琶湖に生息する淡水魚ですが、近年その数が激減しています。減少の主な原因は、以下の3つです。
- 水質汚染
- 外来種の侵入（オオクチバス、ブルーギルなど）
- 漁獲圧
放流式の目的:
今回の放流式は、ニゴロブナの個体数を回復させ、琵琶湖の生態系を守ることを目的としています。ニゴロブナは、琵琶湖の食物連鎖の基盤となる重要な魚種であり、その保護は琵琶湖全体の健康に不可欠です。
関連情報:
- ニゴロブナは、体長20～30cmの淡水魚で、琵琶湖固有種です。
- 絶滅危惧種に指定されており、国の天然記念物にも指定されています。
- 琵琶湖の伝統漁法である「うるかご漁」で漁獲されます。
- ニゴロブナの減少は、琵琶湖の生態系に影響を与え、他の絶滅危惧種の減少にもつながる可能性があります。
滋賀県は、ニゴロブナの個体数を回復させるために、今後も継続的な保護活動に取り組みます。
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