新潟市が「みどりの農業推進プロジェクト」をJ-クレジット制度に登録
2024年12月3日、新潟市が取り組んでいる「新潟市みどりの農業推進プロジェクト」が、環境省のJ-クレジット制度に登録されました。
J-クレジット制度とは？
J-クレジット制度は、民間企業や自治体が温室効果ガスの削減に取り組んだ際に、その削減量を「クレジット」として国が認定する制度です。企業などはクレジットを購入することで、自社の温室効果ガス排出量を相殺できます。
新潟市みどりの農業推進プロジェクト
このプロジェクトは、新潟市内の農地を活用して、草本類の栽培や緑肥の施用により土壌中の炭素を蓄積し、温室効果ガスの削減を図るものです。具体的には、以下の取り組みを行っています。
- 草地整備：牧草などの草本類を栽培し、牧畜や芝生用に活用。
- 緑肥の施用：クローバーやヘアリーベッチなどの緑肥を水田や畑にすき込み、土壌の肥沃度向上や炭素の固定。
プロジェクトの成果
このプロジェクトにより、土壌中の炭素が約6,000トン削減される見込みです。これは、年間約2,800世帯分の温室効果ガス排出量に相当します。
関連情報
- 新潟市「新潟市みどりの農業推進プロジェクト」
- 環境省「J-クレジット制度」
「新潟市みどりの農業推進プロジェクト」がJ-クレジット制度に登録されました
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