埼玉県内の犯罪認知状況に関する警戒情報
埼玉県警は、2024年11月21日15:00に「警戒情報（令和6年11月4日～11月10日認知）」を発表しました。
認知件数
この期間に埼玉県内で認知された刑法犯の件数は1,234件でした。これは前年同期比で1.2%増加しています。
主な犯罪類型
認知された犯罪類型の中で、最も多かったのは窃盗事件（634件）で、全体の約51%を占めています。次いで、傷害事件（176件）、詐欺事件（117件）と続いています。
窃盗事件の傾向
窃盗事件のうち、住宅への侵入を伴う窃盗事件（空き巣）は36件で、前年同期比で10.0%増加しています。特に、戸建住宅を狙った空き巣が28件と多く発生しています。
詐欺事件の傾向
詐欺事件のうち、特殊詐欺（オレオレ詐欺や架空請求詐欺など）は46件で、前年同期比で2.2%増加しています。
警戒ポイント
埼玉県警は、以下の点に警戒するよう呼びかけています。
- 住宅への侵入に備えて、窓やドアに鍵をかけ、防犯ブザーやセンサーライトの設置を検討する。
- 留守にする際は、郵便物や新聞をためずに郵便局や宅配業者などに預ける。
- 見知らぬ人物からの電話やメールに安易に応じず、個人情報を教えない。
- ATMを使用する際は、周囲に不審者がいないかを確認し、暗証番号は絶対に人に教えない。
埼玉県警からのメッセージ
埼玉県警は、県民一人ひとりが防犯意識を高め、犯罪に遭わないよう以下の対策を呼びかけています。
- 自宅や会社等の防犯対策を徹底する。
- 不審者や不審な車両を見かけたら、すぐに110番通報する。
- 犯罪被害に遭ったら、慌てず落ち着いて警察に届ける。
埼玉県警は、今後も犯罪抑止と県民の安全確保に努めていくとしています。
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