国交省、路肩活用ガイドライン策定へ検討会開催
国土交通省は、2024年11月21日（火）20:00より、第2回「人中心の道路空間」のあり方に関する検討会を開催しました。この検討会では、路肩などの道路空間を柔軟に活用するためのガイドライン作成の方向性について議論されました。
背景
近年、道路空間では、交通渋滞の緩和、自転車や歩行者の利便性向上、沿道環境の改善など、多様なニーズが生じています。これらに対応するため、国交省では、路肩などの道路空間を柔軟に活用するためのガイドラインを作成する方向性で検討を進めています。
検討会の内容
検討会では、以下の事項が議論されました。
- 路肩等の道路空間の柔軟な利活用に関する基本方針
- ガイドラインに盛り込むべき具体的な事項
- ガイドラインの活用方法と周知方法
委員からの意見
委員からは、以下のような意見が出されました。
- 路肩活用にあたっては、安全性を最優先する。
- 歩行者や自転車の利便性向上を図るだけでなく、沿道環境の改善や地域活性化にも配慮する。
- ガイドラインは、自治体や事業者が活用しやすいよう、明快かつ簡潔なものにする。
今後のスケジュール
国交省では、検討会での意見を踏まえ、ガイドラインの作成を進めます。ガイドラインは、2025年度中に公表される予定です。
関連情報
- 国土交通省「第2回「人中心の道路空間」のあり方に関する検討会」 www.mlit.go.jp/road/road/traffic/kisha/2024/20241121.html
多様なニーズに応える路肩等の柔軟な利活用のガイドライン作成の方向性を議論します〜第２回「人中心の道路空間」のあり方に関する検討会〜
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