自民党が掃海艇火災に関するヒアリング実施
自民党は2024年11月18日午前6時11分、掃海艇「うくしま」で発生した火災に関するヒアリングを実施しました。
背景
2024年11月17日午後1時頃、長崎県佐世保市の海上自衛隊佐世保基地に停泊していた掃海艇「うくしま」で火災が発生しました。火災は午後2時頃に鎮圧されましたが、乗組員4名が負傷し、艇内の一部が損傷しました。
ヒアリングの内容
ヒアリングには、防衛省や海上自衛隊の関係者が出席し、火災の原因と対応について説明が行われました。
火災の原因
調査の結果、火災は掃海艇のエンジンルーム内で発生したことが判明しました。具体的には、エンジンに接続されていた燃料配管に亀裂が生じ、そこから燃料が漏れて引火したとみられています。
対応
火災が発生した際、乗組員は迅速に消火活動を行い、さらに周囲の艦艇からも支援を受けました。負傷した乗組員は、佐世保市内の病院に搬送されて治療を受けました。
艇内損傷
火災により、艇内のエンジンルームや居住区の一部が損傷しました。現在のところ、艇が再就役できるかどうかは不明です。
今後の対応
防衛省と海上自衛隊は、火災の原因究明と再発防止に向けた調査を継続します。また、損傷した艇の修理についても検討が進められています。
関連情報
- 掃海艇「うくしま」は、全長57メートル、満載排水量600トンで、機雷を掃海する任務を担っています。
- 海上自衛隊では、近年、艦艇火災が相次いで発生しており、原因究明と再発防止が課題となっています。
- 政府は、2024年中に、艦艇の火災安全対策に関する指針を策定する方針です。
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