福岡市、福岡市水道事業統計年報

福岡市が水道事業の最新データを公開

福岡市は、2022年11月13日（日）15:00に『福岡市水道事業統計年報』を公開しました。

年報の内容

この年報には、福岡市の上水道事業に関するデータが網羅されています。主な内容は次のとおりです。

水道料金の動向

年報によると、2022年度の平均水道料金は1立方メートルあたり245.95円でした。これは、2021年度の239.26円から、約2.7％の値上げです。

この値上げは、施設の老朽化対策や水道管の更新費用を賄うために行われました。

給水量の推移

福岡市の給水量は、ここ数年減少傾向にあります。2022年度の給水量は1日あたり約153万立方メートルで、2021年度よりも約2％減少しました。

この減少は、少子高齢化による人口減少や節水意識の高まりなどが要因と考えられています。

水源の確保

福岡市の水源は、主に筑後川水系が占めています。しかし、近年では渇水や水質汚染が懸念されており、水源の確保が課題となっています。

福岡市では、水源の多様化や貯水施設の整備を通じて、水資源の安定確保に取り組んでいます。

水質検査結果

年報には、福岡市の水道水に関する水質検査結果も掲載されています。検査結果は、すべての項目で国の水道水質基準を満たしています。

福岡市では、定期的な水質検査を実施し、安全で安心して飲める水道水の供給に努めています。

関連情報

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