紅麹を含む健康食品の取扱いについて、岩手県が注意喚起
岩手県は2024年11月13日、紅麹を含む健康食品の取扱いに関する注意喚起を発表しました。
紅麹とは
紅麹は、米や麦などの穀物に付着するコウジカビの一種で、赤い色素を生成します。この色素は天然の色素として食品や化粧品にも使用されています。また、紅麹には、コレステロール値の低下や抗酸化作用があると言われています。
健康食品として販売されている紅麹
近年、紅麹は健康食品として販売されています。これらの健康食品には、紅麹エキスや紅麹サプリメントが含まれます。
注意喚起の内容
岩手県が注意喚起を行った理由は、一部の紅麹を含む健康食品に、過剰な鉛が含まれている可能性があることがわかったためです。鉛は人体に有害な重金属であり、摂取すると健康被害を引き起こす可能性があります。
県民への呼びかけ
岩手県は県民に対して、以下のことに注意するよう呼びかけています。
- 紅麹を含む健康食品を購入する際は、信頼できる販売業者から購入すること。
- 過剰な鉛が含まれている可能性があるため、紅麹を含む健康食品の過剰摂取を避けること。
- 鉛中毒の症状（腹痛、嘔吐、下痢など）が出た場合は、すぐに医療機関を受診すること。
関連情報
- 厚生労働省：食品中の鉛に関する情報（https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kanshi/lead01/）
- 国民生活センター：紅麹を含む健康食品における鉛の含有に関する情報（https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230407_1.html）
岩手県は今後も、県民の健康を守るため、安全な食品に関する情報を提供していきます。
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