金融庁、偽造キャッシュカード被害の状況を公表
2024年11月8日、金融庁は偽造キャッシュカード等による被害の状況についての報告書を公表しました。
被害状況
2023年1月から9月までの間に、偽造キャッシュカード等による被害が1,565件発生しました。被害総額は約10億円に上っています。
被害の手口
偽造キャッシュカード被害の手口は主に以下の3つがあります。
- スキミング: ATMなどに不正な装置を設置し、キャッシュカードの磁気情報を盗む。
- ショルダリング: 混雑したATMや店舗で、後ろから覗き込んで暗証番号を盗む。
- フィッシングメール: 本物そっくりのメールを送り、偽のウェブサイトに誘導してキャッシュカード情報を盗む。
防止対策
金融庁は被害を防ぐために以下の対策を呼びかけています。
- スキミング防止機能付きATMを利用する。
- 暗証番号を他人に教えない。
- ATMの周囲を確認し、不審者がいなければ利用する。
- フィッシングメールには気を付ける。
- キャッシュカード等の紛失・盗難に気づいたらすぐに金融機関に連絡する。
関連情報
- 金融庁の報告書（PDF）： www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20241108-1.pdf
- 警察庁の偽造キャッシュカード対策ページ： www.npa.go.jp/safetylife/kurashi/jisatsu/cashcard.html
- 日本クレジット協会のキャッシュカード等の紛失・盗難時の対応ガイド： www.j-credit.or.jp/public/fraud/howto_lost_card.html
偽造キャッシュカード等による被害発生等の状況について公表しました。
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