ブラインドやカーテンのひもに注意！重大事故につながる可能性
茨城県日立市は、2024年11月7日午後9時に「ブラインド等のひもで低酸素状態に 危険性を十分に認識して！」という注意喚起を発表しました。
事故の概要
この日、市内のある住宅で、1歳児がブラインドのひもに巻き込まれて首を絞めてしまったという事故が発生しました。幸いなことに、親がすぐに発見してひもをほどき、大事には至りませんでした。
ひもによる事故の危険性
ブラインドやカーテンのひもは、一見すると何の害もなさそうに思えますが、実際には非常に危険な存在です。特に幼児や小さな子どもは、ひもに巻き込まれやすく、それが窒息や低酸素状態につながる可能性があります。
過去の事故例
この種の事故は全国でたびたび発生しており、中には死亡に至るケースもあります。総務省消防庁によると、2018年から2022年の間に、ブラインドやカーテンのひもによる幼児の死亡事故が12件報告されています。
予防対策
このような悲惨な事故を防ぐためには、以下の予防対策を徹底することが重要です。
- ブラインドやカーテンのひもを幼児の手の届かない場所に設置する。
- コードレスブラインドやカーテンを使用する。
- ひもを短く切るか、まとめて結び、床に着かないようにする。
- 幼児のいる部屋にブラインドやカーテンを使用しない。
保護者の責任
小さな子どもがいるご家庭では、保護者がこれらの危険性について十分に認識し、事故を防ぐ対策を講じることが不可欠です。また、子どもにひもで遊んだり、口に入れたりしないよう、繰り返し注意しましょう。
日立市の呼びかけ
日立市は、市民に対し、改めてブラインドやカーテンのひもによる事故の危険性を十分に認識し、予防対策を講じるよう強く呼びかけています。また、万一事故が発生した場合は、すぐに救急車を呼ぶよう求めています。
関連情報
- 総務省消防庁「幼児によるブラインド等による事故に関する注意喚起について」 www.fdma.go.jp/disaster/info/2019/0516_02.html
- 国民生活センター「ブラインドやカーテンのコードによる幼児窒息事故を防止しましょう」 www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200324_1.html
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