日本貿易振興機構、米商務省、国立半導体技術センター2つ目の旗艦施設、デザイン・コラボレーション・ファシリティを加州に設立へ

米商務省、カリフォルニアに国立半導体技術センターの2つ目の施設を設立

2024年11月5日、米商務省は、国立半導体技術センター（NSTC）の2つ目の旗艦施設をカリフォルニア州に設立すると発表しました。この施設は、「デザイン・コラボレーション・ファシリティ（DCF）」と呼ばれ、国内の半導体研究と設計を強化することを目的としています。

DCFの役割

DCFは、半導体設計の最先端の共同作業スペースとして機能します。企業、研究機関、教育機関が協力して、革新的な半導体技術の設計、開発、テストを行うことができます。

この施設では、次のような機能が提供されます。

DCFの所在地

DCFはカリフォルニア州サンノゼに設立されます。シリコンバレーの中心に位置し、世界有数の半導体企業や研究機関に近い場所にあります。

NSTCについて

NSTCは、米国政府が設立した半導体研究・開発の共同体です。その使命は、米国の半導体産業の競争力を維持し強化することです。

NISTCの旗艦施設の1つ目はニューヨーク州オールバニーにあり、製造プロセスを強化することに重点を置いています。2つ目の施設であるDCFは、設計に関する専門分野を提供します。

関連情報

NSTCのプレスリリース：https://www.commerce.gov/news/press-releases/2024/11/commerce-department-launch-design-collaboration-facility-california-part
NSTCのウェブサイト：https://www.nist.gov/programs/national-semiconductor-technology-center

まとめ

カリフォルニアに設立されるNSTCの2つ目の旗艦施設であるDCFは、米国の半導体産業を活性化するための重要な取り組みです。設計に関する専門知識を提供することで、革新的な半導体技術の開発をサポートし、国内の半導体産業の競争力を維持することを目指しています。