インフルエンザの流行状況、厚生労働省が注意喚起
2024年11月1日 午前5時 更新
厚生労働省は、インフルエンザの流行状況に関する報道発表資料を更新しました。それによると、インフルエンザの流行は全国的に拡大しています。
現在の流行状況
- 今週のインフルエンザ患者報告数は、全国で100万人を超え、警報レベルに達しています。
- 特に、北海道、東北、北陸で流行が著しく、他の地域でも流行拡大が見られています。
- 主に流行しているのはA(H3N2)亜型です。
症状と予防法
インフルエンザの主な症状は、高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、喉の痛み、咳、鼻水などです。
インフルエンザ予防のためには、以下のことが重要です。
- ワクチン接種：最も効果的な予防法です。
- 手洗い：石鹸と水でこまめに手を洗いましょう。
- マスクの着用：咳やくしゃみが出るときは、マスクを着用しましょう。
- 適切な換気：部屋の換気をよくしましょう。
- 十分な睡眠と栄養：免疫力を高めるために、十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事をとりましょう。
重症化リスクのある方
インフルエンザに感染すると、以下の方々は重症化するリスクが高くなります。
- お年寄り
- 幼児
- 妊婦
- 慢性疾患のある方
重症化の兆候
インフルエンザに感染した場合は、以下の重症化の兆候に注意しましょう。
- 息切れ
- 胸の痛み
- めまいや失神
- 脱水症状（尿が少ない、喉が渇く）
こうした兆候が見られたら、すぐに医療機関を受診してください。
感染した場合の対応
インフルエンザに感染した場合は、自宅で安静にして医師の指示に従ってください。解熱剤や咳止めなどの対症療法を行い、十分な水分補給を心がけましょう。
また、以下のことに注意しましょう。
- 感染してから5日間は、咳やくしゃみをする際はマスクを着用して外出を控えましょう。
- 家族や周囲の人への感染を防ぐために、手洗い・うがいの徹底や部屋の換気を心がけましょう。
厚生労働省は、今後も流行状況を注視し、必要に応じた対策を講じるとしています。国民一人ひとりが予防対策を徹底して、インフルエンザの感染拡大を防ぎましょう。
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