内閣府、食育に関する世論調査

内閣府「食育に関する世論調査」発表

内閣府は2024年11月1日午前8時に、「食育に関する世論調査」の結果を公開しました。この調査は、食育に関する意識や行動を把握することを目的として毎年実施されています。

調査の概要

調査は、2024年7月25日から8月21日まで、全国の20歳以上の男女2,000人を対象に、郵送方式で行われました。有効回答数は1,551人（回収率77.6%）でした。

調査結果

調査の結果、以下のようなことが明らかになりました。

食育の重要性の認識が高まっている: 94.1%が「食育は重要だ」と回答し、前年から2.9ポイント増加しました。
食生活の課題: 「食生活で困っていること」として、「栄養バランスの偏り」が47.1%、「野菜・果物の摂取不足」が43.7%と上位に挙がりました。
食育の実践状況: 「食卓で食事するときに心がけていること」として、「家族と楽しく食事をする」が52.9%、「野菜や果物を多く食べる」が47.4%と多くの人が実践していました。
食育に関する情報の入手方法: 「食育に関する情報を入手する方法」として、「インターネット」が49.1%で最も多く、次いで「テレビ」が37.9%でした。

関連情報

この調査結果は、食育の現状を把握し、今後の食育施策に役立てるために活用されます。内閣府では、食育基本法に基づき、国民の食育の向上を目指してさまざまな施策を実施しています。